日頃からルート治療家としてメンタル的不調の患者様に鍼を刺しまくってる篠田りくやです。
今回はHSPやうつ病など多くのメンタルや精神的な疾患の治療に携わった私がネガティブ思考とうまく向き合う方法をご紹介いたします。
それは”目標を高く設定しすぎない”ことです。ネガティブ思考の方の多くはやりたいことや挑戦してみたいことがある際決まって
「どうせ自分なんて」
「失敗したらどうしよう」
といったように前に進めずその自分が情けなかったりと責めたりする場合があります。
特に「失敗」に関しては誰でも怖いものでしょう。
しかし、そもそも失敗や成功は何を基準にしているのか考えたことはありますか?
例えば「サッカーはできますか?」という質問に対してサッカー未経験者であれば「できない」と回答することが一般的でしょう。しかし、ボールを蹴ることは誰にだってできますよね。
「できない」と答える人たちの脳内ではテレビでサッカーを見るように仲間たちとパスを回し合い敵陣のゴールにシュートを決めるまでがサッカーと認識しています。
だから「できない」という答えを出してしまうのです。
このようにHSPの方は夢や目標を高く設定し過ぎている場合があります。今の自分では到底難しい目標を掲げるため容易に失敗して
「ほらやっぱり自分にはできなかった」と落胆してしまうのです。
ですので成功体験を積み重ね自分に自信をつけるためにも目標はABCの3段階でわけることをおすすめします。
A=叶えられたらいいなくらいの目標
B=頑張れば叶えられるくらいの目標
C=すぐにでも叶えられるくらいの簡単な目標
特にネガティブ思考の人はAの目標を一旦気にせず、BやCの目標達成を重視しましょう。
学年総勢が100人でテストの成績が最下位の子が「順位を上げたい」という目標があるなら
A=10番以内に入る
B=70番台に入る
C=95番以内に入る
みたいな感じで目標設定することです。
確実に実現可能な目標を設定することで成功体験を重ね「自分にでもできるんだ」といった感覚を少しでも多く手にいれる意識をしてください。
この意識だけでも今の自分よりも一歩二歩ネガティブからポジティブへ成長することができます。