「いつもの腰痛と、なんだか違う」
「重いというより、ツンと刺すように痛む」
急に冷え込んだ日、K様は少し不安そうな様子で来院されました。
これまでも腰のつらさはあったものの、今回は右側だけに刺すような痛みがあり、場所も上だったり下だったり。
さらに、太ももまで響くような感覚もあったそうです。
今まで通りマッサージで様子を見るか迷いながらも、「何かがいつもと違う」という感覚が気になり、今回ご相談いただきました。
この記事の目次
いつもの腰痛と違うと感じるとき
腰痛といっても、感じ方は人によってさまざまです。
重だるい、張っている、動き始めがつらいという方もいれば、K様のように今までとは違う痛み方を感じることもあります。
今回K様が感じていた変化
- いつもの重い腰痛とは感覚が違う
- 右側を中心に刺すような痛みがある
- 痛む場所が一定ではない
- 太ももまで響くように感じる
- 急に冷え込んだタイミングでつらくなった
こうした「いつもと違う」という感覚は、身体の状態を確認するうえで大切な情報です。
当院では痛む場所だけを見るのではなく、いつから変化したのか、どんな痛み方なのか、普段の体調はどうなのかまで詳しく伺います。
腰だけでなく、普段の体調も確認します
K様のお話をさらに伺っていくと、腰以外にも以前から気になっていることがありました。
立ちくらみを感じやすく、胃腸の調子もあまり良くない。
食後には胃がもたれやすく、疲れもなかなか抜けないとのことでした。
一見すると、腰痛とは別の悩みに思えるかもしれません。
しかし鍼灸では、痛みが出ている一部分だけではなく、食事や睡眠、疲労、冷えなどを含めて身体全体の状態を確認していきます。
腰の状態とあわせて確認したポイント
- 立ちくらみを感じやすい
- 食後に胃がもたれやすい
- 疲れが抜けにくい
- お腹の張りや弾力
- 足の張りや冷えなどの状態
K様も「今まで腰は腰、胃は胃だと思っていました」と驚かれていました。
鍼灸では身体全体の「巡り」も考えます
身体は、腰・お腹・足と完全に分かれているわけではありません。
疲労が続いていたり、食事や睡眠の状態が乱れていたりすると、身体全体の調子にも影響することがあります。
特に今回のK様は、お腹を確認すると普段の疲労や胃腸の状態も考慮したほうがよいと感じられる状態でした。
そこで、腰だけを集中的に刺激するのではなく、お腹や足を含めて身体全体を確認しながら施術を組み立てていきました。
ルート治療でも「痛い場所だけ」を見ません
マッサージには筋肉をほぐしたり、リラックスしたりと、それぞれの良さがあります。
一方、当院のルート治療では「腰が痛いから腰だけ」という考え方に限定せず、実際に身体を触りながらコリや張りの広がりを確認します。
腰から背中、お尻、太もも。
さらに今回のように普段から胃腸の不調や疲れを感じている場合には、お腹や足の状態も確認します。
K様の施術で確認した主な部位
- 腰まわり
- お腹まわり
- 太もも・足の張り
- 胃腸と関連して考えるツボ
- 身体全体のコリや緊張
施術中には、身体を確認しながら現在の状態についてもお伝えしました。
K様から出た「初めて知りました」という言葉が、とても印象に残っています。
目指すのは、腰を気にし続けなくていい毎日
腰に違和感があると、立ち上がるたびに腰を気にしたり、仕事中も無意識にかばったりしてしまいます。
「また痛くなるかもしれない」と考えながら生活すること自体が、負担になることもあります。
当院が目指しているのは、施術直後の変化だけではありません。
施術を通して目指していく日常
- 朝、腰を気にせず起き上がれる
- 仕事中に何度も腰を伸ばさなくて済む
- 外出するときに腰の不安が気になりにくい
- 食事や睡眠も含めて身体の調子を整えていく
- 疲れても休むことで立て直しやすい身体を目指す
こうした日常につなげていくために、その日の痛みだけでなく、身体全体の状態を見ながら施術を行っています。
小倉で「いつもと違う腰痛」が気になっている方へ
ずっと同じような腰痛だったのに、急に痛み方が変わった。
腰だけでなく、お尻や太ももまで気になるようになった。
そんな身体の変化を感じている場合は、「いつものこと」と決めつけず、一度身体の状態を見直してみるのも一つの方法です。
なお、突然の強い痛みやしびれ、力が入りにくい、発熱を伴うなど、これまでにない症状がある場合には、まず医療機関への相談が必要になることもあります。
鍼処SHIRAKAWA 小倉院では、腰だけにとらわれず、背中・お尻・足・お腹なども確認しながら、その方の状態に合わせたルート治療・鍼灸を行っています。
小倉・小倉北区・平和通周辺で、繰り返す腰痛や身体の不調にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
