患者さんがそんな話をしてくれた。

 

確かに人もそうで、本当に愛ある人は同情でものを語らない。

 

本当に愛ある人は「大丈夫大丈夫」と鼓舞するだけでなく時には厳しいことも言ってくれる。

 

「それは間違ってる」みたいに。

 

けど相談にのる人の多くの場合、その人を傷つけないフレーズを選ぶ。

 

側から見たら立派な“聞き上手”かもしれない。

 

けど本当にそれが悩んでいる人にとってベストなのか。多分違うと思う。

 

「これをいったらどう思われるだろう」と

 

言葉を選ぶ気持ちもめちゃくちゃわかる。

 

僕もそうだし。

 

でも大切なのは

 

嫌われてもいいから「その人のためになる」フレーズを選ぶこと。

 

母親が子に口酸っぱく助言してくれるみたいにね。

 

人に愛される人ほどこの立ち振る舞いが確立しているなとつくづく感じさせられます。